GLOSSARY

ChatGPTにおけるゴールシークプロンプトとはなに?深津式やシュンスケ式とは?使い方についても解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ゴールシークプロンプト

INDEX

ゴールシークプロンプト

皆さんはゴールシークプロンプトをご存じですか?ゴールシークプロンプトはGhatGPTを使う上で必要不可欠と言っても過言ではないものです。ゴールシークプロンプトがGhatGPTでどんな働きを行うのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事ではゴールシークプロンプトとは何かを中心に、GhatGPTとの関係性やそのほかの手法などを解説していきます。

ゴールシークプロンプトとは?

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトとはどういうものなのか、基本的な情報をご紹介していきます。

ゴールシークプロンプトの概要

ゴールシークプロンプトは、ChatGPTのプロンプトの一種で、AIを利用してユーザーが求める答えなどを引き出すために入力する文章を指します。ChatGPTはプロンプトと呼ばれる文章を入力することで様々な応答を行っていきます。

ユーザー側が達成したいもの、ゴールがあり、そのゴールに向かって様々な手順を経ていくというのがゴールシークプロンプトです。

曖昧な質問をしているだけでは曖昧な答えしか返ってきませんが、具体性を帯びた質問であれば具体的な答えが返ってきやすくなります。具体的なゴールに向かって徐々に具体性を帯びた質問を行いながら、答えを引き出していくのがゴールシークプロンプトの基本的な部分です。

エクセルにもあるゴールシーク

ゴールシークプロンプト

ゴールシークはエクセルにも存在します。エクセルを利用する際には数式などを入力して結果を求めることになりますが、例えば営業目標などを立てる際に目標は決まったものの、数式などがわからないということがあります。

そんな時にエクセルなど表計算ソフトにあるゴールシークを使うと、自動計算を行って最終的な数式を作っていきます。計算が苦手な人でもゴールシークを使えばすぐに結果を知ることができるのです。ゴールシークプロンプトはChatGPTで行う逆算からのアプローチと言えます。

ゴールシークプロンプトの使い方

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトをどのように使っていけばいいのか、その使い方についてご紹介していきます。

まずゴールを設定する

ゴールシークプロンプトではまずゴールの設定を行います。例えば、こんなことをやりたい、こんな状態にしたいというものをゴールに設定します。その中でChatGPTに条件を出していき、その中で答えを出すように要求するという流れです。

ChatGPTはラリーに制限がなく、納得のいくまで答えを引き出し続けることができます。そのこともプロンプトで書いておくことで何度も何度も答えを出すように仕向けられます。

返答に対して再度プロンプトを作成する

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトを書いたら、すぐにChatGPTから返答があります。向こう側から質問がされるので、その質問に答える形で再びプロンプトを作成していきます。

この時点でChatGPTがどのような認識をしているかがわかり、理解できている点・できていない点を踏まえて、方向を修正する流れです。

後は納得のいく答えが出るまで続ける

最初のうちは曖昧もしくは抽象的な答えばかりが返ってきます。そこで納得したり、嘆いたりしていてはゴールシークプロンプトを使う意味がありません。ChatGPTはAIではありますが、人と同じように、曖昧な質問には曖昧に返すので、早い話が質問をする側の問題です。

納得のいく答えが出るまでとにかく質問を重ねていきます。コツコツと質問を重ねていく中で次第に具体的な内容になっていくので、質問する側も楽しくなるでしょう。最終的なゴールにたどり着けばそこで終わりです。最初と比べて相当具体的な内容になっており、最初の答えと比較すると情報の中身の違いに驚くでしょう。

ゴールシークプロンプトのメリット

ゴールシークプロンプト

ここからはゴールシークプロンプトのメリットについてご紹介します。

毎回プロンプトを考えなくていい

ゴールシークプロンプトの最大のメリットは、毎回のようにプロンプトを考えなくていい点です。プロンプトを毎回作り、どうにかしてゴールにたどり着こうとするとなると、時間もかかる一方、神経もすり減ります。うまくいけばいいですが、明後日の方向に進んでしまえば何の意味もありません。

その点、ゴールシークプロンプトはいちいち頭を働かせる必要はありませんし、時間もさほどかからないので効率的かつ合理的に取り組めるようになります。あとは多少の修正を行いながらコントロールしていけば、求めているものを引き出せるようになるのです。

応用がききやすい

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトは特殊なものではなく、汎用性の高さを出していくことが可能です。そのため、様々なパターンに作っていくことができ、あとはその中身を少し変えるだけで色々な応用ができるようになります。

ゴールシークプロンプトによって1つのパターンを作り出せば、あとは細かくいじっていくことで無数に答えを生み出し続けられます。その状態になれば、とても楽です。何かしらの企画を出さないといけないとしても、中身を少し変えれば無数に企画を出してくれて、それをアレンジしていけばいいでしょう。

ゴールシークプロンプトのデメリット

次にゴールシークプロンプトのデメリットについてもご紹介します。

時間はそれなりにかかる

ゴールシークプロンプトは一発で回答を引き出せるような代物ではありません。求めている答えを引き出すには何回も会話を重ねなければならないので、それなりに時間はかかるでしょう。ですので、すぐに答えを求めたい人にとっては不満があるかもしれません。

ただし、一発で答えを引き出すのも大変であり、それこそ時間がかかるでしょう。その点、ゴールシークプロンプトは着実にゴールに近づくことができるため、どこかで頓挫する、振り出しに戻るようなことにはなりません。

最初はお手本が欠かせない

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトは確かに便利です。しかし、誰でもいきなり取り組めるものかと言われると、そうとは言えません。ゴールシークプロンプトとして紹介されているものを見る限り、ちゃんとしたフォーマットで作られており、初心者がいきなり作れるものではないでしょう。

裏を返せば、ゴールシークプロンプトを作れるだけの知識がないと取り組みにくいのです。ゆえに最初はお手本が欠かせません。自分でゴールシークプロンプトを作り出そうとすれば、相当時間がかかります。ゴールシークプロンプトのお手本は多く出ており、最初はそのお手本を活用していきましょう。

ゴールシークプロンプトと関連がある深津式やシュンスケ式とは?

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトと関連があるものに深津式やシュンスケ式があります。それぞれがどのようなものなのか、詳しくご紹介します。

深津式

深津式は深津式プロンプトを意味しており、note株式会社でChief x Officer、CXOを務める深津貴之氏が考案しました。

深津式プロンプトはChatGPTに役割を具体的に指示します。例えば、「あなたは営業のプロです」とか、「あなたはAIのエキスパートです」と命令を出し、その上で回答に対する制約を課した上で、質問などを入力するのが流れです。

深津式のいいところは長々とした文章は必要なく、制約条件も箇条書きで成立するので誰でも取り組みやすい点にあります。出力の形式もこちらで示せるので、工夫を重ねれば重ねるだけ出力の質も高くなるのが特徴的です。

シュンスケ式

シュンスケ式は「プロンプトアーティスト」と称され、ゴールシークプロンプトの生みの親としても知られる林駿甫氏が作り出したプロンプトです。

シュンスケ式は、効率よくアウトプットを得たいものの、質の高いアウトプットを引き出すにしてもどのように質問すればいいかわからないというジレンマに気づいたことが発端となっています。

そこで林駿甫氏は、こちらがAIに質問するのではなく、AIに質問させる形でプロンプトを作ればいいのではないかと考え、シュンスケ式を作り出しました。シュンスケ式はChatGPTのリリース当日に既に構想は始まっており、ChatGPTに質問をさせている人の多さから思いついたことが語られています。

ゴールシークプロンプトを使いこなせばより便利に

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトは使いこなせることができれば非常に便利であることは明らかです。ChatGPTは自信満々にそれっぽく書くのが特徴的であり、間違っている情報であってもあたかも事実のように書きます。

その一方、できる限り具体的に指示を出し、紛れが少ない形に誘導すれば自信満々にそれっぽく書くのがプラスに働きやすくなるでしょう。

またゴールシークプロンプトを使いこなす中で、ChatGPTに数多くの学びをさせて、段々と進化していきます。間違っている情報も多くの人が利用する中で是正され、正しい情報が入ってくることでしょう。ゴールシークプロンプトを活用する人が増えれば、より便利になることは明らかです。

まとめ

ゴールシークプロンプトはGhatGPTを使いこなす中で欠かすことができないものの1つとなったほか、ゴールシークプロンプトを作成するのもまた1つのスキルと言えるでしょう。最初のうちはお手本を参考にしながら作っていくことをおすすめします。

ChatGPTに対し、適当なことしか返ってこないAIというイメージを持つ人が少なくありませんが、単にプロンプトが曖昧だったり、雑だったりするからです。

ゴールシークプロンプトのスキルを身につければ、的確な返答が期待でき、作業効率を高めるような形で活用できるようになるので、ゴールシークプロンプトを使いこなせるようにしていきましょう。

さらに、今注目を集める生成AIリスキリングの第一歩を。生成AIパスポートとは?

生成AIパスポートは、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が提供する、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験です。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。

⽣成AIの台頭により、AIはエンジニアやデータサイエンティストといった技術職の方々だけではなく誰もがAIを使えるようになりました。今、私たちがインターネットを当たり前に活用していることと同様に、誰もが生成AIを当たり前に活用する未来が訪れるでしょう。

そのような社会では、採用や取引の場面で、生成AIを安全に活用できる企業・人材であることが選ばれる前提条件になり「生成AIレベルの証明」が求められることが予測できます。生成AIパスポート試験に合格すると、合格証書が発行されるため、自身が生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する人材であることを、客観的な評価として可視化することが可能です。

ぜひあなたも生成AIレベルを証明し「生成AI人材」に仲間入りしましょう!

詳細はこちら