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ChatPDFとは?始め方や使い方、便利な機能や料金形態について徹底解説!

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皆さんはChatPDFをご存じですか?ChatPDFはその名の通り、PDFに関連したサービスです。そのChatPDFにおいて具体的にどんなことができるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

今回はChatPDFにスポットを当て、ChatPDFでできること、始め方や使い方、便利な機能などをご紹介していきます。

ChatPDFとは?

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ChatPDFとはどういうものなのか、まずはChatPDFに関する基本的な情報をご紹介します。

ChatPDFの概要

ChatPDFはPDFをアップロードすることで、その中身の要約や翻訳などが行えるAIです。近年文書をPDF化してネット上で閲覧できるケースが増えていますが、大量のPDFファイルに何が書かれているかを一目でチェックするのは大変です。そんな時にChatPDFを使えば、何が書かれているかがすぐにわかります。

ChatPDFはChatGPTのシステムを活用していることから、PDFをアップロードしてそれに対する質問をChatGPT風に行い、回答も返ってくるシステムとなっています。PDFに書かれていることをすぐに要約してくれるのでとても便利です。

ChatPDFの始め方・使い方

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ChatPDFの始め方は非常に簡単です。トップページでいきなりPDFファイルのアップロードができるほか、URLを入力して読み込ませることもできます。アカウントを作らずに利用することも可能ですが、質問のやり取りを残すためにGoogleアカウントを使ってログインすることもできます。

あとはチャットを通じて要約をお願いするなどのことを問いかけていけば大丈夫です。ChatGPTでも最初のプロンプトに苦戦する人がいますが、ChatPDFにおいてもそれは同じでしょう。しかし、使用していく中で使い方がわかるようになるので、積極的に実践していくことをおすすめします。

ChatPDFの便利な機能

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ここからはChatPDFの便利な機能についてご紹介していきます。

英語で書かれたことを日本語で質問できる

ChatPDFの一番の魅力と言ってもいいのが、英語で書かれていることを日本語で質問できる点です。英語の学術論文に書かれていることを調べるのは色々大変であり、いちいち翻訳を必要とします。ChatPDFにかかれば、ChatPDF側で勝手に翻訳を行ってくれるので、日本語で質問をすれば日本語で返してくれるので非常に便利です。

英語でたくさん書かれた文書を読み進めていくのは本当に大変ですが、ChatPDFを活用すれば簡単に要約まで行えるので強い味方になってくれるでしょう。例えば、要約してほしいと質問して英語で要約されても、その英文の要約を日本語に翻訳するように伝えれば自動で変換してくれます。

要約の仕方も自由自在

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ChatGPTでもプロンプト次第で自在に出力方法が変わりますが、同じシステムを用いているChatPDFにおいてもそれは同じです。例えば、要約を行う際に箇条書きで要約するように伝えれば、箇条書きで出力されます。そして、特定の文字数で要約をお願いすれば、特定の文字数で要約してくれます。

ユーザー側が求めている形で要約を行ってくれるので、かゆいところに手が届くような形でPDFの要約を行います。膨大な内容を、自分が理解しやすい形に要約してくれるため、効率的に仕事・作業をしたい方からすればこれ以上ない便利な機能と言えるでしょう。

ChatPDFのメリット

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ここからはChatPDFのメリットについてご紹介していきます。

無料版でも十分事足りる

日々学術論文を大量に読んでいる人からするとChatPDFは有料版を利用してフル活用する価値が十分にあります。一方、このPDFファイルの書類に書かれていることを知りたいと、特定の場面でしかChatPDFを使わないという方もいるでしょう。特定の場面でしか使わないという方は無料版でも十分事足ります。

詳しくはChatPDFの料金形態のところでご紹介しますが、ChatPDFでも一定の量であれば無料版で十分に間に合います。大量のPDFを扱う場合には別ですが、1つ2つのファイルで済む場合には無料版で全く問題ありません

こうしたサービスでは無料版だと使い勝手が悪いケースがありますが、ChatPDFに関してはそうしたことが全くないのがいいところです。

英語の知識がなくても有効活用できる

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ChatPDFの便利な機能の項目でもご紹介した通り、ChatPDFのいいところは英語で書かれたことを日本語で質問できる点にあります。英語の知識がなく、英語が全く苦手な人でもChatPDFを活用すれば、英語がわからなくても普通に利用できます。

海外との仕事をしなければいけない場合、英文の契約書をやり取りしないといけない場合などが誰しもあるでしょう。まして英語の知識を持ち合わせていないとなれば、四苦八苦することも出てくるはずです。ChatPDFがあればその心配が軽減されるのも大きなメリットと言えます。

専門的な分野にも対応する

ChatPDFは、PDFに書かれていることを要約するのが大きな機能となっており、たとえ専門性が高く、非常に難解であってもしっかりと要約をしてくれます。

ビジネスの分野のほか、法律や金融など幅広い分野に対応しており、大学生が勉強をする中で、英語だらけでよくわからない文書の内容を理解していくのにもChatPDFはおすすめです。

ChatPDFのデメリット

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次にChatPDFのデメリットについてご紹介していきます。

精度が完璧とは言えない

ChatPDFは確かに便利なAIですが、まだまだ改良の余地があるサービスです。最大の要因は正確性、精度がまだ高くはない点にあります。例えば、私たちが良く見る図解つきの説明書を読み込ませた時に、ChatPDFが代わりに理解して、気になるところを要所要所で教えてくれる感じではありません。

まだ完璧には理解してくれず、質問をしてもちゃんと返ってこないケースがあります。これからのサービスであるほか、得手不得手があると言えるでしょう。例えば、学術論文のPDFなどであればすんなりと理解してくれるかもしれません。ただ、取扱説明書的なものになると微妙になります。

読み込むPDFのものによっては正しく読み取ってくれない点に注意をすべきでしょう。

1つ1つアップロードしないといけない

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要約したいPDFファイルがいくつもある場合には一度にたくさんアップロードをしたくなるのが普通です。しかし、現状のChatPDFでは一度にたくさんのアップロードはできない仕組みになっています。そのため、1つ1つアップロードを行うことが求められます。

たくさんのファイルをアップロードしたい際に1つ1つアップロードしないといけないのは煩わしさがあるでしょう。ただ元々1日でアップロードできる数は限られているほか、アップロードにかかる時間はそこまでかからないことを思うと、わずかに手間がかかる程度とも言えます。

ファイル内に書かれていること以上の情報は出てこない

ChatPDFはあくまでも書類・資料の中に書かれていることの要約などがメインなので、ChatPDFが独自に情報を補足するようなことはありません。ですので、ファイル内に書かれていること以上の情報は出てこず、質問をしても徒労に終わることもしばしばです。

ChatGPTでも時にあたかも本当のことのように、中身はウソの情報をしゅつりょくすることがありますが、ChatPDFでもそのケースがあります。ですので、内容によってはわざわざPDFをアップロードするよりもネットで調べた方が早いというケースは考えられるでしょう。

ChatPDFの料金形態

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ChatPDFは無料版と有料版の2つがあります。ここではそれぞれの違いについてご紹介します。

無料版の特徴

ChatPDFの無料版は1日に読み込めるPDFファイルの数が3つと限定されています。また読み込むファイルのサイズも最大10MBとなっており、ページ数も120ページです。その範囲内であれば無料版でも十分に利用することは可能と言えます。

また質問の数も1日で上限があり、無料版の場合には50回の質問が上限となります。無料版でも一定の使い道はあるので、有料版に入りたい際にお試しでチェックしたい時におすすめです。

有料版の特徴

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一方、有料版はまず読み込み可能なPDFファイルの数が1日50と格段に増えます。また最大のファイルサイズも32MB、読み込めるページ数の最大は2000ページと段違いで、質問数も1日1000回まで可能です。

有料版のお値段は1か月5ドルと比較的リーズナブルなので、PDFの要約を有効活用していきたい方にとってはコスパのいいサービスと言えます。一方、有料だからといって無制限に利用できるわけではないので、その点は注意すべきでしょう。

まとめ

ChatPDFは、PDFを積極的に活用しながら学んでいきたい方におすすめです。特に大学生など、レポート作成などでネットを通じて学んでいる人にとって非常に便利なシステムと言えます。図書館にこもって、あれやこれやと苦戦するよりも断然効率的と言えます。

もちろんまだまだ未完成な部分もあり、ChatPDFは完璧なシステムとはまだ言えませんが、調べものなどをより便利に、かつ効率的に行うにはChatPDFは魅力的であり、今後のバージョンアップにも期待が集まります。

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